N-Roboの基礎となった教育研究は,平成12年度、長野県技術・家庭科教育研究会・北信地区研究大会の授業研究からスタートしている。
 この北信大会は下高井地区技術・家庭科研究会が中心となって、技術とものづくり分野で研究を進めた(山ノ内町立山ノ内中学校・授業者:守屋竜彦)。

研究テーマ 「一人一人が自ら伸びる技術・家庭科の学習」生徒の創意工夫を生かすチーム学習のあり方」

  「バスケットロボットで競おう」の単元を設定し、チーム毎に一定形になったロボットを動作試験しながら改良する場面であった。初めてのロボット製作の授業ということ、また技術教育関係のメーリングリストなどで案内をした事も手伝い、県内のみならず県外からも多数の参観者が訪れ、例年にない大変盛会な研究大会となった。ロボコンに対するかなりの手応えを感じた。
 校内特許については各チームから出願される権利用紙を教師が審査し、認可されたアイデアは教室内の掲示板に掲示され、公開される。一度公開された権利を他チームが使用したい場合は、使用願いを提出するようになっている。多くのチームが自分達のアイデアを競い合う”特許競争”が生まれた。今までにない実践であった。  こうした北信大会の研究を通して、ここで今までの技術科になかったチーム学習のあり方や校内特許制度が生み出されると同時に、様々な議論がされ、先生方の盛り上がりもあった。以後の長野ロボコンの基盤がこの時にできあがったといえる。